NISAで毎月3万円積立したらどうなる?5年・10年・20年の資産シミュレーション

投資・資産形成

「NISAを始めたいけど、毎月いくら積み立てればいい?」

そんな人にとって、ひとつの目安になるのが毎月3万円の積立です。

月3万円なら年間では36万円。

無理のない金額から始めて、長期間コツコツ続けることで、将来の資産形成につながります。

では、毎月3万円をNISAで積み立てると、5年後・10年後・20年後にはどのくらいの金額になるのでしょうか?

この記事では、年利3%・5%・7%の3パターンでシミュレーションしてみます。

毎月3万円の積立は年間36万円

まずはシンプルに考えてみましょう。

毎月3万円を積み立てると、

・ 1年間:36万円

・ 5年間:180万円

・ 10年間:360万円

・ 20年間:720万円

になります。

ここまでは単純な積立額です。

しかし、NISAでは投資信託などを運用する場合、運用によって資産が増える可能性があります。

そこで重要になるのが複利の効果です。

年利3%ならどのくらい?

毎月3万円を積み立て、年利3%で運用できたと仮定します。

おおよその資産額は以下のようになります

期間     積立元本    運用後の資産

5年     180万円    約194万円

10年     360万円    約419万円

20年     720万円    約985万円

20年間続けると、元本720万円に対して約985万円。

約265万円が運用による増加分になります。

もちろん実際の投資では毎年3%で一定に増えるわけではありません。

それでも、長期間運用することで「お金が働いてくれる」という効果を実感しやすくなります。

年利5%なら?

次に、年利5%で運用できたケースです。

期間     積立元本    運用後の資産

5年     180万円    約204万円

10年     360万円    約466万円

20年     720万円    約1233万円

20年間で約1233万円。

元本は720万円なので、約513万円が運用による増加分です。

毎月3万円という金額自体は変わっていません。

それでも、時間を味方につけることで、大きな差が生まれます。

年利7%なら?

少し高めの年利7%でシミュレーションすると、

期間     積立元本    運用後の資産

5年     180万円    約215万円

10年     360万円    約519万円

20年     720万円    約1563万円

20年間で約1563万円。

元本720万円との差は、約843万円です。

ただし、ここで注意したいのが「年利7%なら必ずこうなる」という意味ではないということ。

投資では価格が上がる年もあれば、下がる年もあります。

この数字はあくまで一定の利回りを仮定したシミュレーションです。

3%・5%・7%を比較すると?

3つのケースをまとめると、このようになります。

期間  元本   年利3%  年利5%   年利7%

5年  180万円  約194万円 約204万円  約215万円    

10年  360万円  約419万円 約466万円  約519万円

20年  720万円  約985万円 約1233万円 約1563万円

ここで注目したいのは、期間が長くなるほど差が大きくなることです。

5年ではそれほど大きな差に見えなくても、20年になるとかなりの差になります。

これが長期投資の大きなポイントです。

毎月3万円は「少ない」のか?

投資を始めようとすると、

「月3万円では少ないんじゃない?」

と思う人もいるかもしれません。

でも、僕はそうは思いません。

大切なのは、最初から無理をして大きな金額を入れることではなく、長く続けられる金額を設定することです。

毎月5万円、10万円を積み立てても、生活が苦しくなって途中でやめてしまえば意味がありません。

逆に毎月3万円でも、10年、20年と継続できれば大きな資産になる可能性があります。

投資で一番の味方になるのは「時間」

投資では「いくら投資するのか」も重要ですが、もう一つ重要なのが時間です。

例えば毎月3万円の場合、

10年間では元本360万円。

20年間では元本720万円。

単純に考えれば2倍です。

ところが運用益まで含めると2倍以上の差になる可能性があります。

これは、運用で増えたお金もさらに運用に回る複利効果があるためです。

だからこそ、NISAは「短期間で一気に儲ける」というより、長時間かけて資産を育てる制度として考えるのがおすすめです。

NISAなら運用益が非課税になる

NISAの大きなメリットのひとつが、投資によって得られた利益が非課税になることです。

通常の課税口座では、株式や投資信託などの売却益・配当・分配金に対して、原則として約20%の税金がかかります。一方、NISA口座で投資した金融商品から得られる利益は非課税です。

一方、NISAの非課税保有限度額の範囲内で運用すれば一定の条件の下で運用益を非課税にできます。

そのため、長期的に資産形成を考える人にとって、NISAは非常に使いやすい制度です。

ただし「投資=必ず増える」ではない

ここは絶対に忘れてはいけません。

今回のシミュレーションでは、

「年利3%」

「年利5%」

「年利7%」

と仮定しました。

しかし、実際の市場では毎年同じように増えるわけではありません。

大きく上昇する年もあれば、大きく下落する年もあります。

場合によっては、積立期間の途中で元本割れすることもあります。

だからこそ、生活に必要なお金まで投資に回すのではなく、余裕資金で長期的に続けることが重要です。

まとめ:毎月3万円でも、長く続ければ大きな力になる

毎月3万円という金額だけを見ると、それほど大きく感じないかもしれません。

しかし、

月3万円×長期間×複利

を組み合わせることで、将来的には大きな資産になる可能性があります。

特に大切なのは、

・ 無理のない金額から始める

・ 長期間続ける

・ 短期的な値動きに振り回されない

・ 生活資金と投資資金を分ける

・ NISAの非課税メリットを活用する

ということです。

投資は「いつ始めるか」も重要ですが無理なく続けられる仕組みを作ることも同じくらい重要です。

毎月3万円からでも、10年後、20年後の自分のために少しずつ資産形成を始めてみてはいかがでしょうか。

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