「レーザーテックって、半導体の会社なの?」
「AIブームで、なぜレーザーテックが注目されているの?」
「業績は良さそうだけど、株価は割高じゃないの?」
そんな疑問を持っている方に向けて、今回は**レーザーテック(6920)**を初心者向けに分析します。
レーザーテックは、半導体そのものを製造している会社ではありません。
半導体を製造する工程で使われる検査・計測装置を手掛ける企業です。
特に注目されているのが、最先端半導体の製造に関係するEUVマスク関連の検査装置。
AI・データセンター向けの高性能半導体需要が拡大する中で、半導体の微細化や高性能化が進めば、検査・計測の重要性も高まります。
一方で、2026年6月期は減収減益となっており、株価には高い成長期待も織り込まれています。
そこでこの記事では、
- レーザーテックは何をしている会社?
- EUVとは何か
- 2026年6月期の業績
- 受注高・受注残高
- 2027年6月期の会社予想
- 営業利益率・ROEなどの収益性
- AI・データセンターとの関係
- 配当
- PER・PBR
- 成長性
- リスク
- ディスコとの違い
まで、まとめて確認していきます。
1.レーザーテック(6920)ってどんな会社?
レーザーテック株式会社は、半導体関連装置を中心に、FPD関連装置やレーザー顕微鏡などの開発・製造・販売・サービスを手掛ける企業です。
証券コードは6920。
東京証券取引所プライム市場に上場しており、決算期は6月です。2026年6月30日時点の発行済株式数は94,286,400株となっています。
レーザーテックを一言で表すなら、
「半導体などを検査・計測する技術に強い会社」
と考えると分かりやすいでしょう。
半導体は、ただ作ればいいわけではありません。
非常に小さな回路を正確に形成し、製造工程で発生する微細な欠陥などを見つける必要があります。
そこで重要になるのが、検査・計測技術です。
2.レーザーテックは何を作っている?
レーザーテックの事業を理解するためには、半導体の製造工程をざっくり知っておくと分かりやすくなります。
半導体は、
設計
↓
製造
↓
検査・計測
↓
完成
というように、さまざまな工程を経て作られます。
レーザーテックは、この中でも特に検査・計測の部分で存在感を持つ企業です。
主な製品分野には、
- 半導体関連装置
- EUVマスク関連検査装置
- マスクブランクス検査・レビュー装置
- ウェハ関連検査・計測装置
- FPD関連装置
- レーザー顕微鏡
などがあります。
つまり、
「半導体を作る会社」ではなく、「半導体を高品質に作るための検査・計測を支える会社」
というイメージです。
3.レーザーテックを理解するなら「EUV」が重要
レーザーテックを調べていると、よく出てくるのがEUVという言葉です。
EUVは、
Extreme Ultraviolet
の略で、日本語では「極端紫外線」と呼ばれます。
最先端半導体の微細化に使われる露光技術の一つです。
半導体の回路をより細かく作ろうとすると、製造工程の難易度も上がります。
そして回路が微細になるほど、
「正しく作れているかを確認する検査」
の重要性も高まります。
レーザーテックはEUVマスク関連の検査装置などを展開しており、最先端半導体の製造工程と深く関係しています。
4.なぜ半導体の「検査」が重要なの?
ここは初心者の方が意外と見落としやすいポイントです。
半導体というと、
「CPUを作る会社」
「GPUを作る会社」
「半導体製造装置を作る会社」
などに目が向きやすいですよね。
しかし、半導体の製造工程では、
「きちんと作れているか」
を確認する工程も非常に重要です。
特に最先端半導体では、わずかな欠陥が歩留まりや製造コストに影響する可能性があります。
そのため、
半導体の高性能化・微細化
↓
製造難易度の上昇
↓
検査・計測の重要性
という関係が生まれます。
これがレーザーテックを見るときの基本的な考え方です。
5.レーザーテックの2026年6月期業績
ここからは、実際の数字を確認していきましょう。
2026年6月期の連結業績は以下のとおりです。
| 指標 | 2026年6月期 | 前期比 |
|---|---|---|
| 売上高 | 2,304億85百万円 | ▲8.3% |
| 営業利益 | 1,052億59百万円 | ▲14.3% |
| 経常利益 | 1,078億95百万円 | ▲9.7% |
| 純利益 | 774億85百万円 | ▲8.5% |
2026年6月期は減収減益でした。レーザーテックの公式発表でも、売上高は2,304億85百万円、営業利益は1,052億59百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は774億85百万円とされています。
「AIや半導体が好調なのに、なぜ減収減益なの?」
と思うかもしれません。
ここで重要なのが、受注と売上には時間差があるという点です。
6.減収減益でも「受注高」は大きく回復
2026年6月期のレーザーテックを見るとき、売上高だけではなく受注高にも注目したいところです。
2026年6月期の受注高は、
2,375億4百万円
でした。
前期の受注高は1,052億26百万円だったため、大きく回復しています。
つまり、
2026年6月期
売上は減少
↓
しかし受注は大きく回復
という状況でした。
これは装置メーカーを見るときに非常に重要です。
装置を受注したからといって、その瞬間にすべて売上として計上されるわけではありません。
製造・納入・検収などを経て売上になるため、
受注の増減と売上の増減にはタイムラグがある
からです。
7.受注残高は3,000億円を超える
2026年6月期末の受注残高は、
約3,229億円
でした。
受注残高とは、簡単にいえば、
「すでに受注しているものの、まだ売上として計上されていない案件」
です。
もちろん、受注残高がそのまま翌期の売上・利益になるわけではありません。
それでも、
「今後の売上につながる可能性のある受注がどれだけ積み上がっているのか」
を見る材料になります。
レーザーテックの場合、2026年6月期は売上高が減少した一方、受注高が大幅に回復しているため、ここは今後の業績を見るうえで重要なポイントです。
8.2027年6月期は増収増益を会社予想
レーザーテックは2027年6月期について、以下の通期業績を予想しています。
| 指標 | 2027年6月期予想 | 前期比 |
|---|---|---|
| 売上高 | 2,900億円 | +25.8% |
| 営業利益 | 1,250億円 | +18.8% |
| 経常利益 | 1,250億円 | +15.9% |
| 純利益 | 900億円 | +16.2% |
| EPS | 1,004.12円 | ― |
会社予想では、2026年6月期の減収減益から一転して、大幅な増収増益を見込んでいます。
売上高は2,900億円。
営業利益は1,250億円。
純利益は900億円。
つまり、レーザーテックは2027年6月期について、過去最高水準の業績を見込んでいる状況です。
ただし、これはあくまで会社予想です。
実際の業績が予想どおりになるとは限らない点には注意しましょう。
9.なぜ2027年6月期は回復を予想している?
大きな背景の一つが、
AI・データセンター向けの半導体需要
です。
レーザーテックは2026年6月期の業績報告で、エージェント型AIの普及に向けた投資を背景にAIデータセンター関連需要が高まり、CPU・GPU・HBMなどの先端半導体需要が市場成長を牽引したと説明しています。
AIが普及する
↓
データセンターの計算量が増える
↓
CPU・GPU・メモリーなどの高性能半導体が必要になる
↓
半導体の高性能化・微細化が進む
↓
検査・計測の重要性が高まる
↓
レーザーテックの製品需要につながる可能性
という流れです。
ただし、
「AIが伸びればレーザーテックの利益も必ず伸びる」
という単純な話ではありません。
半導体メーカーの設備投資、製品構成、検査装置の需要、納入時期など、さまざまな要因が関係します。
10.営業利益率は45%台
レーザーテックの大きな特徴の一つが、非常に高い利益率です。
2026年6月期の営業利益は1,052億59百万円。
売上高は2,304億85百万円なので、
営業利益率は約45.7%
となります。
つまり、売上高100円に対して、営業利益が約45.7円という計算です。
もちろん、これは一般的な製造業と比べても非常に高い水準です。
レーザーテックが高い利益率を維持できている背景には、
- 高度な検査・計測技術
- 最先端半導体関連製品
- 高付加価値製品
- 研究開発力
- 専門性の高い製品群
などがあると考えられます。
11.ROEは約34%
ROEは、
自己資本利益率
のことです。
簡単にいうと、
株主から預かった資本を使って、どれだけ効率よく利益を生み出しているか
を見る指標です。
2026年6月期のレーザーテックのROEは、約**33.9%**とされています。
かなり高い水準です。
ただし、ROEは高ければ高いほど絶対に良いという単純な指標ではありません。
借入などによって自己資本が小さくなれば、ROEが高く見えるケースもあります。
そのため、
ROEだけではなく、利益率・財務体質・キャッシュフローなどとセットで確認する
ことが大切です。
レーザーテックの場合は、営業利益率も非常に高いため、単純に財務レバレッジだけでROEが高くなっている企業とは見方が異なります。
12.レーザーテックの成長ポイント①|AI・データセンター
今後の成長を考えるうえで大きなテーマが、
AI
です。
生成AIからエージェント型AI、さらに中長期的にはエッジAIなど、AIの利用範囲が広がっています。
レーザーテックも、AIの普及によってデータセンターやAI関連設備への投資が続き、ロジック半導体やメモリー半導体の需要が増加していると説明しています。
特に、
- CPU
- GPU
- DRAM
- HBM
- NAND
などの高性能半導体への投資がポイントになります。
13.成長ポイント②|半導体の微細化・高性能化
AIだけではありません。
半導体そのものが、
より小さく
より高性能に
より高速に
進化しています。
半導体の微細化や新材料、新構造などの技術革新が進むほど、製造工程で求められる検査・計測技術も高度になる可能性があります。
レーザーテックは、こうした技術トレンドに対応する製品・サービスを提供し続けることが中長期的な成長機会になると説明しています。
14.成長ポイント③|EUVマスク検査
レーザーテックの大きな強みとして挙げられるのが、EUVマスク関連の検査装置です。
2026年6月期には、
ACTIS A200HiTシリーズ
などの新製品も発表されています。
同製品は従来機と比べて検査速度を3倍に向上させ、EUVマスクの受入検査や品質確認検査に使われる製品とされています。
さらに、
MAGICS M9750/M9751
などのマスクブランクス検査・レビュー装置も発表されています。
EUV関連の技術革新が進むほど、こうした検査装置への需要がどう伸びるかは、レーザーテックを見るうえで重要なポイントです。
15.成長ポイント④|サービス事業
レーザーテックの2026年6月期の売上を品目別に見ると、
- 半導体関連装置:1,680億90百万円
- その他製品:37億47百万円
- サービス:586億46百万円
となっています。
特にサービス売上は前年比36.5%増でした。
装置を販売した後も、顧客が設備を使用する限り、メンテナンスやサービスなどの需要が発生します。
装置販売だけではなく、
「販売後のサービスも大きな売上になっている」
という点は、レーザーテックの事業を見るうえで覚えておきたいところです。
16.レーザーテックの配当は?
2026年6月期の年間配当は、
329円
でした。
内訳は、
- 中間配当:132円
- 期末配当:197円
です。
レーザーテックは、連結配当性向35%を目安とし、業績に応じて弾力的に配当を行う方針を示しています。
2027年6月期については、
年間351円
を予想しています。
ただし、レーザーテックを「高配当株」として見るのは少し違います。
17.配当利回りは高くない
2026年9月18日の終値は、
39,090円
でした。
2026年6月期実績配当329円で計算すると、
329円 ÷ 39,090円 ≒ 0.84%
です。
2027年6月期予想配当351円を使っても、
351円 ÷ 39,090円 ≒ 0.90%
程度です。
したがって、レーザーテックは、
「配当をたくさん受け取りたい人向けの高配当株」
というより、
「成長性や企業価値の拡大に注目する銘柄」
として考えたほうが分かりやすいでしょう。
18.レーザーテックの株価は?
ここからは株価指標を確認します。
2026年9月18日の終値は、
39,090円
でした。
2026年9月23日は日本市場が休場しているため、この記事では9月18日終値を直近の基準値としています。
19.PERは約39倍
2026年9月18日時点のPERは、
約38.9倍
でした。
PERとは、
株価 ÷ 1株当たり利益(EPS)
で計算される指標です。
簡単にいうと、
「現在の利益に対して、株価が何倍まで評価されているか」
を見る数字です。
レーザーテックのPERは約39倍なので、一般的な成熟企業と比べれば高い水準です。
ただし、
PERが高い=悪い会社
ではありません。
成長企業の場合、
「将来の利益が大きく伸びる」
という期待によってPERが高くなることがあります。
問題は、
その高い期待を今後の業績がどこまで実現できるか
です。
20.PBRは約14倍
同じく2026年9月18日時点で、
PBRは約14.2倍
でした。
PBRは、
株価 ÷ 1株当たり純資産
で計算されます。
PBRが1倍なら、単純化すると株価と1株当たり純資産が同程度。
レーザーテックのPBRは約14倍なので、株価は純資産に対してかなり高く評価されています。
これも、
市場がレーザーテックの将来の収益力や成長性を高く評価している
ことの一つの表れと考えられます。
一方で、期待が高い分、
業績が期待を下回ったときに株価が大きく動く可能性
には注意が必要です。
21.PER・PBRを見ると「期待値の高い株」だと分かる
ここまでの数字をまとめると、
| 指標 | 2026年9月18日時点 |
|---|---|
| 株価 | 39,090円 |
| PER | 約38.9倍 |
| PBR | 約14.2倍 |
| 実績配当利回り | 約0.84% |
| 2027年6月期予想配当利回り | 約0.90% |
です。
この数字を見ると、
「業績や成長性への期待がかなり株価に織り込まれている」
と考えることができます。
そのため、レーザーテックを分析するときは、
「良い会社か?」
だけではなく、
「現在の株価は、どのくらいの成長を前提としているのか?」
まで考えることが重要です。
22.レーザーテックのリスク①|半導体設備投資の変動
レーザーテック最大のリスクの一つが、
半導体業界の設備投資の変動
です。
半導体メーカーが設備投資を増やせば、製造装置への需要が増える可能性があります。
反対に、
「今は設備を増やさなくてもいい」
となれば、装置メーカーへの注文が減る可能性があります。
レーザーテックのような半導体製造関連企業を見る場合、
半導体市場が好調かどうか
だけではなく、
半導体メーカーが実際にどれだけ設備投資を行っているか
を見る必要があります。
23.リスク②|受注と売上のタイムラグ
今回の2026年6月期がまさにその例です。
2026年6月期は、
売上高:▲8.3%
でした。
一方で、
受注高:2,375億円
まで回復しています。
つまり、
「今年の売上が減ったから、すぐに成長が止まった」
とは限りません。
反対に、
「受注が増えたから、すぐに利益が増える」
とも限りません。
装置メーカーでは、
受注 → 製造 → 納入 → 検収 → 売上計上
という時間差があります。
そのため、レーザーテックを見るときは、売上高だけではなく受注高と受注残高も確認したいところです。
24.リスク③|AI投資が減速する可能性
現在のレーザーテックを見るうえで、AIは大きな成長テーマです。
しかし、
AI需要が永遠に同じペースで拡大する保証はありません。
もしデータセンター投資やAI向け半導体への設備投資が減速すれば、半導体製造装置への需要にも影響する可能性があります。
レーザーテック自身も、AIを現在の半導体市場を牽引する最大の要素として説明する一方、半導体技術の変化や顧客ニーズに対応していくことを成長機会として挙げています。
だからこそ、
「AI関連だから安心」
ではなく、
「AI投資が実際の半導体設備投資につながっているか」
を見ることが重要です。
25.リスク④|株価の期待値が高い
レーザーテックのPERは約39倍、PBRは約14倍です。
これは市場からかなり高い評価を受けていることを意味します。
高い期待が株価に織り込まれている銘柄では、
「業績が増益だったのに株価が下がる」
ということも起こります。
なぜなら、
「利益は増えたけど、市場が期待していたほどではなかった」
というケースがあるからです。
したがって、レーザーテックの場合は、
業績が伸びるか?
だけでなく、
市場の期待を上回れるか?
という視点も重要になります。
26.リスク⑤|技術・競争環境の変化
半導体業界は技術革新のスピードが非常に速い業界です。
現在強い製品が、将来も同じように必要とされるとは限りません。
そのため、
- 新しい半導体製造技術
- 新しい検査技術
- 顧客の設備投資方針
- 競合企業の技術開発
- 半導体の構造変化
などにも注意する必要があります。
レーザーテック自身も、新製品の開発や研究開発への投資を続けています。
2027年6月期は研究開発費2,000億円ではなく200億円を計画しており、前期比22.8%増となる見込みです。設備投資も57億円を計画しています。
こうした研究開発投資は、将来の競争力を維持するための重要な要素です。
27.ディスコとレーザーテックは何が違う?
半導体関連株を調べていると、
ディスコ(6146)
もよく出てきます。
同じ半導体関連企業ですが、役割は違います。
ざっくり分けると、
ディスコ
→ 半導体などを「切る・削る・磨く」
レーザーテック
→ 半導体製造工程などを「検査・計測する」
という違いがあります。
ディスコについても、2026年9月22日時点の最新情報をもとに分析記事をリライトしています。
👉 ディスコ(6146)の株をPER・PBR・ROE・配当から分析する
同じ半導体関連でも、
加工
と
検査・計測
では事業内容がかなり違います。
比較してみると、半導体業界のどの工程で利益を生み出している企業なのかが分かりやすくなります。
28.レーザーテックはどんな投資家が注目しやすい?
レーザーテックの特徴を整理すると、
注目ポイント
- 最先端半導体の検査・計測分野
- EUV関連製品
- AI・データセンター向け半導体需要
- 高い営業利益率
- 高いROE
- 大きく回復した受注高
- 3,000億円を超える受注残高
- 2027年6月期の増収増益会社予想
などがあります。
一方、
注意したいポイント
- 半導体設備投資の変動
- 受注と売上のタイムラグ
- AI投資への期待
- 高いPER
- 高いPBR
- 株価変動の大きさ
- 技術革新・競争環境
もあります。
つまり、レーザーテックは、
「高い成長性が期待される一方、株価にもその期待がかなり反映されている銘柄」
と整理すると分かりやすいでしょう。
29.レーザーテックの株を買うなら証券会社も確認
レーザーテックのような日本株への投資を検討する場合、銘柄だけでなく証券会社の取引条件も確認しておきたいところです。
例えば、
- 日本株の売買手数料
- NISAへの対応
- 取引ツール
- 注文方法
- サポート
- 単元未満株への対応
などを比較しておくと、自分に合った証券会社を選びやすくなります。
DMM株
DMM株では国内株式の現物取引に手数料が設定されており、NISAでは国内株式・米国株式の取引手数料が無料と案内されています。NISAでレーザーテックのような日本株を検討する場合、こうした取引条件を確認しておくとよいでしょう。
※株式投資には価格変動による損失リスクがあります。取引前に最新の手数料・サービス内容をご確認ください。
松井証券
松井証券では、NISA口座の日本株・米国株・投資信託について、インターネット経由の売買手数料が無料と案内されています。NISAで日本株を購入する場合の選択肢として、DMM株とあわせて取引条件を比較してみるのもよいでしょう。
※投資には元本割れのリスクがあります。最新の手数料や商品内容は公式情報をご確認ください。
30.まとめ|レーザーテックの株を分析してみた
今回はレーザーテック(6920)について、
- 事業内容
- EUV
- 半導体検査・計測
- 2026年6月期業績
- 受注高
- 受注残高
- 2027年6月期会社予想
- 営業利益率
- ROE
- 配当
- PER
- PBR
- AI・データセンター需要
- 成長性
- リスク
を確認しました。
2026年6月期は、
売上高:2,304億85百万円
営業利益:1,052億59百万円
純利益:774億85百万円
となり、減収減益でした。
一方で、
受注高:2,375億4百万円
まで大きく回復し、期末受注残高も3,000億円を超えています。
そして会社は2027年6月期について、
売上高2,900億円
営業利益1,250億円
純利益900億円
という増収増益を予想しています。
成長の背景として期待されているのが、
AI・データセンター
高性能半導体
EUV
半導体の微細化
などです。
一方で、2026年9月18日の株価は39,090円、PER約38.9倍、PBR約14.2倍と、株価には高い成長期待が織り込まれています。
そのため、レーザーテックを見るときは、
「AI関連だから成長しそう」
だけではなく、
「受注はどうなっている?」
「利益はどれくらい伸びる?」
「その成長を現在の株価はどこまで織り込んでいる?」
という3つをセットで考えることが重要です。
レーザーテックは、最先端半導体の製造を支える検査・計測技術という強みを持つ一方、半導体設備投資や市場期待の変化によって業績・株価が大きく動く可能性もあります。
「良い会社か?」だけではなく、「良い会社の株を今の価格で買うことがどういう意味なのか?」
ここまで考えて、投資を検討したい銘柄です。
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半導体関連株をさらに比較したい方はこちら。
👉 ディスコ(6146)の株をPER・PBR・ROE・配当から分析する
👉 NISAで買いたい半導体株おすすめ5選|成長性・事業内容・長期投資のポイントを比較
参考情報
- レーザーテック公式IR「業績報告」
- レーザーテック公式IR「財務ハイライト」
- レーザーテック公式IR「配当について」
- レーザーテック公式IR「株式の概要」
- 株価・PER・PBR:Yahoo!ファイナンス/株探
※この記事は特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。株式投資には元本割れのリスクがあります。業績・株価・PER・PBR・配当利回りなどは変動するため、投資を検討する際は最新の決算資料・IR情報をご確認ください。


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