おはようございます。
8月26日(水)、今日も昨日の市場で何が起きたのか、会社員投資家向けに分かりやすく整理していきます。
昨日8月25日(火)の東京市場では、日経平均株価が328円34銭高の6万5,856円43銭と3営業日ぶりに反発しました。
米国市場でも、NYダウ・S&P500・NASDAQの3指数がそろって上昇。
一方で、今日は市場が注目するイベントが集中しています。
エヌビディアの決算
米国のPCE物価指数
そして今週後半にはジャクソンホール会議も控えています。
短期的に相場が大きく動く可能性もあるため、昨日の動きと今日の注目材料を整理しておきましょう。
昨日の市場をざっくり確認
まずは8月25日の主な市場動向です。
| 指標 | 8月25日の終値・動き |
|---|---|
| 日経平均 | 65,856円43銭(+328円34銭) |
| TOPIX | 4,093.67(+20.38) |
| NYダウ | 53,572.91ドル(+155.75ドル前後) |
| S&P500 | 7,676.62(+23.76) |
| NASDAQ | 26,145.47(+165.28) |
| ドル円 | 159円台前半 |
| NY金先物 | 4,697.80ドル |
| WTI原油 | 85.01ドル |
米国株の終値についてはReutersが、S&P500を7,676.62、NASDAQを26,145.47、NYダウを53,572.91ドルと報じています。
① 日経平均は328円高で反発
昨日の東京市場では、日経平均が前日比328円34銭高の6万5,856円43銭で終了しました。
TOPIXも20.38ポイント高の4,093.67となっています。
前日の米国市場ではNASDAQや半導体株が下落していたため、昨日の日本市場も朝方はハイテク株を中心に売られ、一時は日経平均が900円を超えて下落する場面がありました。
しかし、その後は下げ幅を縮小。
最終的には日経平均、TOPIXともに上昇して取引を終えました。
ここで覚えておきたいのが、
「日経平均が大きく下がったから、日本株全体が弱い」
とは限らないということです。
昨日もハイテク株の影響を受けながら、TOPIXは比較的底堅く推移しました。
② 米国3指数はそろって上昇
25日の米国市場では、前日と一転して主要3指数がそろって上昇しました。
NYダウは53,572.91ドル。
S&P500は7,676.62。
NASDAQは26,145.47。
それぞれ上昇して取引を終えています。
背景の一つとなったのが、半導体株の買い戻しです。
前日はエヌビディアなど半導体関連株が売られていましたが、25日はエヌビディアの決算を翌日に控え、半導体株に買いが入りました。
エヌビディアの決算を前に、AI関連株への期待が再び強まった形です。
③ なぜ米国株が上昇したの?
もう一つのポイントが、米国債利回りの低下と原油価格の下落です。
25日は原油価格が大きく下落しました。
AP通信によると、25日のブレント原油は3.6%下落しています。
原油価格の低下によってインフレへの警戒感がやや和らぎ、米国債利回りも低下。
これが株式市場を支える材料になりました。
株式市場を見るときは、
原油 → インフレ → 金利 → 株価
というつながりも意識しておくと、ニュースを理解しやすくなります。
もちろん、実際の株価は企業業績や投資家心理など、複数の要因によって動きます。
④ 今日の最大の注目はエヌビディア決算
そして今日、8月26日の市場で最大の注目材料の一つが、
エヌビディアの決算
です。
エヌビディアはAI向け半導体を代表する企業。
現在の米国株市場ではAI関連株への期待が非常に大きいため、今回の決算はエヌビディアだけでなく、半導体株やNASDAQ全体の投資家心理にも影響する可能性があります。
市場が確認したいのは単純な利益額だけではありません。
- AI向け半導体の需要
- データセンター関連の成長
- 今後の売上見通し
- AI投資が今後も続くのか
などが重要になります。
ただし、
「決算が良ければ必ず株価が上がる」
とは限りません。
すでに市場の期待が株価に織り込まれている可能性もあるため、決算の数字だけでなく、市場予想との比較や会社側の見通しも重要です。
⑤ 米PCE物価指数にも注目
今日もう一つ注目したいのが、米国のPCE物価指数です。
PCEは、米国の個人消費に関連する物価動向を見る重要な指標。
FRBの金融政策を考えるうえでも重要なデータです。
今回のPCEで、
インフレがどの程度落ち着いているのか
が確認されることになります。
インフレが強ければ、FRBが金融緩和を急がないとの見方につながる可能性があります。
反対に、物価上昇が落ち着いていることが確認されれば、利下げへの期待が強まる可能性があります。
そのため今日は、
PCE → 金利 → 米国株・ドル
という流れにも注目したいところです。
⑥ ジャクソンホールも今週の重要イベント
さらに今週は、米国の金融政策を考えるうえで重要なジャクソンホール会議も控えています。
市場ではFRB議長の発言から、今後の金融政策についてどのようなヒントが出てくるのかが注目されています。
今回の相場では、
エヌビディア決算
PCE物価指数
ジャクソンホール
と、重要イベントが続いています。
そのため、今週は一つのニュースだけで相場の方向を判断しにくい状況です。
⑦ 金価格は高値圏を維持
金価格も引き続き注目されています。
25日のNY金先物12月限は、前日比0.07%高の4,701.30ドルで終了したデータがあります。
別の市場データでは、25日のNY金先物12月限は4,697.80ドルとされています。これはデータ取得時点や限月・市場データの違いによるものです。三菱マテリアルも24日のNY金先物12月限を4,697.8ドルとしています。
そのため、この記事では金価格の細かな終値については特定の一つの数字に断定せず、高値圏で推移していることを確認する形にします。
金は株式とは違う値動きをすることがあるため、資産分散を考えるうえでも注目される存在です。
⑧ ドル円は159円台
25日のドル円は、1ドル=159円台前半で推移しました。
日銀の外国為替市況でも、25日17時時点のドル円は159円44~45銭となっています。
円安が続くと、海外資産へ投資している日本の投資家にとっては、為替の影響も無視できません。
例えば米国株を保有している場合、米国株自体の値動きだけでなく、ドル円の変化によって日本円換算の評価額も変わります。
そのため米国株を見るときは、
米国株+ドル円
をセットで見ることが大切です。
会社員投資家が今日チェックしたい3つのポイント
今日の市場を見るなら、特にこの3つを意識しておきましょう。
① エヌビディア決算
AI・半導体株全体への影響に注目です。
ただし、決算が良かったとしても、すでに期待が株価に織り込まれている可能性があります。
② 米PCE物価指数
インフレと金利の方向を考える重要な材料です。
PCEだけで判断せず、FRBの発言などと合わせて見ることが大切です。
③ 日米の金利とドル円
米国金利が動けば、米国株だけでなくドル円や金価格にも影響する可能性があります。
一つの市場だけを見るのではなく、株・金利・為替・金をセットで見ると相場の流れを理解しやすくなります。
今日のまとめ
昨日8月25日の市場では、
- 日経平均は328円34銭高
- TOPIXも20.38ポイント上昇
- 米国3指数はそろって上昇
- 半導体株が買い戻された
- 原油価格が下落
- 米国債利回りも低下
- 金は高値圏を維持
- ドル円は159円台前半
という動きになりました。
そして今日は、
エヌビディア決算
米PCE物価指数
という大きな材料が控えています。
短期的には値動きが大きくなる可能性がありますが、会社員投資家にとって重要なのは、ニュースを見て毎回売買することではありません。
「なぜ市場が動いたのか」を理解し、自分の長期的な投資方針と照らし合わせること。
これを意識して、今日の市場をチェックしていきましょう。
会社員マネー戦略室から
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※この記事は2026年8月26日時点で確認できた情報をもとに作成しています。市場データは更新・訂正される場合があります。投資には元本割れなどのリスクがあります。この記事は特定の金融商品や投資行動を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。


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